如法衣

如法衣

如法衣は、三衣のひとつである「鬱多羅僧」であり七条袈裟の一種です。

インドから中国を経て日本へと伝わる中で、衣のかたちは変遷しましたが、如法衣は初期からの原型を保っています。

従って、色は壊色(えじき)を用い、柄は無地のものが基本となっています。

如法衣

如法衣3種

如法衣は、褊衫と同じく律衣のため、緋色や紫色の衣は存在しません。

通常、三如法色を原則として染色されます。

三如法色とは、上位から

①黄赤色の香色もしくは赤黒色の木蘭色

②茶の黒、または黒鼠色

③松葉色

となります。

定番色

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*ほかにも種類はございます

生地

麻、木綿でつくるのが一般的でありましたが、現在は、絹などで作られているものもあります。

通年用としては、麻、木綿生地を推奨しております。

褊衫とセットの場合は同じ生地を選ばれることが多いです。

取扱品

《冬用》

正絹塩瀬地
正絹羽二重重目
正絹丹後ちりめん
正絹紬
化繊羽二重特上
化繊丹後ちりめん
木綿
本麻上布

《夏用》

正絹七本絽重目
正絹駒紗重目
正絹格子絽
正絹菱絽
化繊セオ紬
化繊清涼織
化繊駒紗
化繊七本絽

*他にも種類はございます


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