袍服
袍服(ほうぶく)
晴れの法会などに、衲衣の下に着る衣で、最高の僧服です。
袍服を着るときには必ず衲衣、横被、修多羅、表袴、帽子、桧扇、装束念珠を合わせて着用します。
西陣織紋緞子四釜藤立枠桐巴紋
色と柄
色は、僧位の階級によって着用する色が決まっているため、黒色や緋色、紫色などがあります。
本来は、僧正以上が黒色を着用し、法皇や法親王が緋色や紫色を着用していました。
高野山では、桧皮色(ひわだいろ)の袍服が最上位とされます。
柄については、無地でなく、立涌に本山の常紋を加えることが多いですが、特に定めはありません。
生地
高級な生地で作製され、冬物は、紋緞子、紋塩瀬などです。
夏物は、紋紗、紋絽などでつくられることが多いです。
取扱品
《冬用》
西陣織紋緞子四釜藤立枠定紋入
《夏用》
西陣織紋紗四釜藤立枠定紋入
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